天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

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K型星

高

よみ方

けーがたせい

英 語

K-type star

説 明

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、G型星よりも低温の星。表面温度は~5,300(K)。質量は太陽の0.8倍程度。水素のバルマー線は非常に弱い。中性金属線、CH、CN分子の吸収線が顕著になる。例、アークトウルス K2。

スペクトル型(星の)を参照。

2021年09月30日更新

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    星のさまざまなスペクトル型。(粟野諭美・田島由起子・田鍋和仁・乗本祐慈・福江 純 共著『マルチメディア 宇宙スペクトル博物館<可視光編>天空からの虹色の便り』裳華房より引用)。
    https://www.shokabo.co.jp/sp_opt/star/list/csp_s.jpg
    * ハーバード分類の系列。安藤裕康「星の明るさと色」、シリーズ現代天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』1.1節 図1.1(日本評論社)を改変。
    K型矮星のスペクトル(クレジット:国立天文台・岡山天体物理観測所、大阪教育大学宇宙科学研究室)。
    http://www.oao.nao.ac.jp/stockroom/extra_content/story/ippan/atlas/K/K050.htm